way は文字通り「道」がメインの意味ですが、
それが転じて、「方向」や「距離」、「方法」や「やり方」、「態度(流儀/考え方)」などさまざまな意味で使われます。
映画や海外ドラマでも
すごくよく出てくる単語の一つですね。
この間映画を見ていて
「in our way」というフレーズが出て来たのですが、その時は意味がわかりませんでした。
その後調べてみて、
ようやく理解できたので、自分のメモも兼ねてまとめてみたいと思います。
in my way ( in our way) とon my way (on our way) の意味と違い。
「in my way / on my way 」ともに、my の部分は状況に応じて様々な所有格に変わります。
例: the, our, his ,her , their ,your など。
in the way / on the way
in our way / on our way
in his way / on his way
in her way / on her way
in their way / on their way
in your way / on your way ….etc
しかし、基本的な意味は同じです。
では、それぞれの意味を見て行きましょう。
まずは、「in my way」からです。
in my way (in our way , in the way)の意味は「邪魔」
映画などで「in my way , in the way」が出て来た場合、
「邪魔だ。」という意味で使われる事がとても多いです。
You are in my way. (お前じゃまだよ/ちょっと邪魔なんだけど。)
割と乱暴な言葉なので、
人に向かって使うのは、控えておいた方がよさそうな言葉です。
前置詞「in」は〇〇の中にという意味なので、直訳すると、
You are in my way . → 「お前は、おれの道(進む方向)の中にいる。」
「(だから)俺が通れないじゃん。→邪魔だよ。」
というニュアンスになります。
That chair is in my way. (そのイス、邪魔だな。道(私の行きたい方向)ふさいでるじゃん。)
The car is in our way.(その車、(道ふさいでて)邪魔。)
の様に、ものが障害物になっている時に
使う事が多いです。
in my way は「私のやり方で」という意味もあります。
in English (英語で)
と同じで、in my way は、(私のやり方で/私なりの方法で)という意味もあります。
この辺りは、使われる状況で判断する事になります。
ただ、日常生活や映画に出てくる
フレーズとしては、最初の「邪魔」という意味で使われる事の方が多いです。
on my way (on the way) の意味は(〜へ向かう途中)
続いては、「on my way 」です。
こちらは「〇〇へ行く途中/向かう途中で」という意味になります。
前置詞「on」は、「〇〇の上に」を表すので、
on my way は、直訳で「道の上に」となります。
「今まさに道の上にいる。」=「途中」という感じですね。
出前を頼んでも、ちっとも来ないので
催促の電話をかけた時の、お店の人の定番フレーズ。
「今出ました!・もう向かってます!」
というあれですね・笑
on one’s way の後に目的地・向かっている場所をつけて使う事も出来ます。
from 〜 to を使う事もできます。
ちょっぴり雑談
という事で、本日は「in my way」と「on my way 」の意味と違いでした。
わずか1文字違いですが、
随分意味が変わってしまいますよね。
映画とかで、ちょっと険悪な感じとかトラブルっぽいシーンでは、
割と「in my way (邪魔)」の事があるので、そんなシーンでin one’s wayに遭遇したら、「お、出て行きたな。」とニヤリとしましょう。
“way” は他にも色々なイディオムがあって、私の場合、
「むむ、こんなシンプルな単語と文章なのに意味がわからん!」
となる事がよくあります。
その他のケースの”way” についてもまた別の記事で書いてみようと思います。
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